第2回 カヌーチャレンジ競漕
- 香川県 パラカヌー協会
- 2024年10月15日
- 読了時間: 4分

2024年10月13日(日)に開催されました、(一社) 日本パラカヌー連盟 主催のイベント。
昨年に引き続き、香川県坂出市の府中湖カヌー競技場で行われました。
協力は昨年に引き続き、香川県カヌー協会様と当協会、
そして後援として、香川県B&G財団連絡協議会様。
パラカヌー日本代表の 加藤隆典選手と、日本パラカヌー連盟育成選手で当協会にも所属する 林侑平選手にも協力いただきました。
スプリントカヌーのサポート
パラカヌーのサポート
水辺のスポーツのサポート
など
それぞれのサポートのプロ達が
障害をお持ちの方(身体・知的・精神等)とそのご家族皆様に
「大自然の中でのカヌーを体験して頂こう!」と企画したイベントです。
お申込み頂いた方の中には、
第1回のこのイベントに参加されていた方も多数いらっしゃり、
先月三豊市のB&Gプールで実施したカヌー体験会に参加された方もいらっしゃいました。
キッチンカー出店には「カフェ サングリエ」様。美味しい食事と飲み物で心も満たされます。

開会式のあと、いつものようにパドルの使い方からレクチャー。
香川県B&G財団連絡協議会の中西様の安定のご指導の下、和やかに始まりました。


日本パラカヌー連盟普及委員会 石原副委員長も温かい眼差しで見守ってくださります。
そして、水上へ!





きれいな秋空の下で、素晴らしい大自然の中で、気持ち良い水上で、
参加された皆さんやスタッフたちの笑顔があふれました。
そして、お昼休憩のあとは、このイベントの特徴でもある『競漕』です。
カヌースプリントの公式レースに使用される競技コースに移動して行います。
今回の競漕のルールは「コースアウトしても良いのでゴールまでの100Mを漕ぎきる事」
(できるだけまっすぐ漕いで行けたらいいねと補足もして^^)
加藤選手、林選手、今井会長によるデモンストレーションの後、競漕を開始しました。
スタッフが後ろから声をかけてゴールまでサポートする場面もありながらのレースです。


25mごとに浮かんでいるブイを目印に進んでいきますが、なかなかまっすぐ進めない時もあります。


ゴールに向かって漕ぎつ続ける姿が、とても素晴らしい!!



選手の皆さんも声かけながらサポートしてくれました。

キラキラした水面が綺麗です!

ゴールまであきらめず漕いでいる時の表情も、素晴らしいです。

2回漕いだ人は、1回目より2回目の方が慣れてきたこともあって、速くそして最短距離を漕ぐことができていました。

そして、
最終レースは、昨年のこのイベントからパラカヌーの競技艇で練習をしてきた支援学校高等部1年のS君と、パラカヌー選手のレース。
選手の皆さんはそれぞれハンデを設けてS君の後方からスタートしましたが、S君の日頃の練習の成果が発揮され、選手の皆さんに追いつかれることなく見事一位でゴール!

全レースが終了し、
参加してくださった皆さんに競漕のタイムを記した「完漕証」を、加藤選手からお渡し頂きました。


10時から15時までの長い時間ではありましたが、和やかなムードの中で皆さんの笑顔が多くみられるイベントとなりました。
カヌーに乗る事に対してとても不安な方は、まずはプールでのカヌー体験会をお勧めします。
もちろん、初めてでも屋外でカヌーに乗ることも、気持ちよくて楽しいです。
カヌーに乗る度に慣れてきて、楽しみも可能性も広がっていきます。
『(屋外にカヌーで出ると)冒険してるみたい!』と参加された方がおっしゃっていました。
今回参加できなかった方、来年も開催予定ですので是非ご参加ください!
この「カヌーチャレンジ競漕」に、全国の障害をお持ちの方がご参加いただける様、
当協会は今後も充実したサポート体制を構築していけるよう努めて参ります。
今回ご参加いただいた皆様、ご協力いただきましたスタッフの皆様、
ありがとうございました。